わが臨床工学部は、医学と工学の接点としての『臨床工学』という立場を再認識し、活かすべき職能を最大限に発揮できるよう日々研鑽に努めております。
世の中の多くの臨床工学技士が関わり知見が集積されている業務に限らず、我々の関与が有意義である業務があれば積極的に取り組む姿勢でおります。
既存業務の標準化・効率化や課題解消を目指した透析業務WGが既に始動し、3つの作業部会が年次計画に基づいて活動しております。今後は私が医療機器安全管理システムの開発で培ったノウハウの展開、過去に業務確立を果たした脳血管内治療への関与、現在研究を進めている医療設備安全管理やBCP(事業継続計画)の業務確立など新旧問わずチャレンジできる基盤を持っています。
医療チームの一員として院内の課題解決にも積極的に関わり、臨床工学技士の立場として貢献しています。また独自のネットワークとノウハウを活用した医工連携・産学連携による新しいデバイスやサービスの創出にも力を注いでおります。
我々は臨床工学のワンストップ窓口を目指し、日々進化し続けています。