臨床検査科の検査業務は、患者さんから採取された血液、尿、便などを検査する検体検査 ・心電図など直接患者さんと接して行う生理機能検査・体の臓器や細胞を調べる 病理検査・採血業務に分かれて仕事をしています。
また、病院のチーム医療の一員として、糖尿病教室・栄養サポートチーム(NST)・院内感染対策にも参加しています。
緊急検査・土・日・夜間・祝祭日の検査にも対応しています。
検査室
主な検査項目
- ・生化学検査【院内では23項目、その他感染症など院内定性検査を行っています】
- ・血液検査
- ・尿・便検査
- ・凝固検査
- ・輸血業務
生理検査 (主な検査項目)
心電図 (他 ホルター心電図、運動負荷心電図)
手足と胸部に電極をつけて、心筋が動く時に出す微量の電気を体表で記録します。
そのほかに24時間機械を取り付けておくホルター心電図や、運動をして負荷をかけるトレッドミル検査があります。
トレッドミル検査
胸部に10個の電極と、血圧計を腕に巻いてベルトの上を歩いていただきます。
3分ごとに負荷をかけていき、
運動時の心電図変化を診ます
呼吸機能検査
口で息を吸ったりはいたりして、肺の機能を評価します。
超音波検査
項目
☆腹部(上腹部・下腹部) ☆心臓 ☆甲状腺 ☆乳腺 ☆頚動脈 ☆体表
各臓器に超音波をあて、臓器や組織の変化を調べる検査で、
痛みもなく身体に無害で行えます。
検査する対象によっては、食事などの注意点があるので事前にお聞き下さい。
(超音波検査士、血管診療技師、リウマチ学会登録ソノグラファー在籍)
終夜睡眠ポリグラフィー
ポリグラフィー検査は睡眠中の現象を詳しく記録解析することができ、
無呼吸症の状態を知ることができます。
当院では1泊入院をしていただいて検査を行っています。
脳波、神経伝導速度、PWV/ABIなど・・・
神経伝達速度
手や足に刺激を行い
電気が神経を通るスピードを測定します。
病理検査室
当院では、通常の病理及び細胞診検査は外部に委託しています。
しかし、手術中に病理診断が必要な場合は、院内で術中迅速診断を行い、手術方針の決定に役立てています。 また、病理解剖も院内で行っています。