SGH Shuuwa General Hospital

医療法人 秀和会 秀和総合病院

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血管外科

診療内容

特色

医師

医員
岩嵜 友視(いわさき ともみ) H5卒
外科専門医
消化器病専門医
脈管専門医

動脈瘤疾患

腹部大動脈瘤や動脈硬化症の治療を行っております。
拍動性腫瘤や歩いているとふくらはぎが痛くなる等の症状がございましたらお気軽にご相談下さい。
動脈瘤は人工血管置換術、動脈硬化症ではバイパス治療や血管内治療まで東京医科歯科大学血管外科と連携して行っております。

下肢静脈瘤

あしの静脈がこぶ(瘤)のように膨らみ、曲がりくねって青黒く見える疾患が下肢静脈瘤です。
あしの静脈は心臓に向かって上って行きますが、血液が下向きに逆流しないのは逆流防止弁があるからです。
この、あしの静脈である伏在静脈の弁に長い間負荷がかかると、最終的に壊れてしまい、静脈の血液が下方に向かって逆流します。
こうしてふくらはぎに老廃物質を含んだ静脈血がうっ血し、静脈がこぶ状に 膨れるのが下肢静脈瘤です。
下肢静脈瘤は、汚れた静脈血のうっ滞により足が重い、だるい、疲れやすい、むくむ(浮腫)、足がほてる(熱感)、就寝中にこむら返り(有痛性筋痙攣)が起こる。などの症状があります。
また、時々足が痛い、皮膚がかゆい、湿疹が出る、皮膚にビラン・潰瘍ができる、などの症状も見られます。
当院では入院することなく、外来日帰り手術にて痛みのない「下肢静脈瘤」の手術治療を行うことができます。
下肢静脈瘤でお悩みの方は、外科・血管外科外来を受診してください。

静脈瘤治療は痛くない

保険治療の日帰りレーザー治療が受けられます。

☆術中麻酔専門医による疼痛管理を行っています。

※入院期間に関しては相談に応じます。

◎下肢静脈瘤とは?

足の静脈は、皮膚の下の浅い所を流れる表在静脈と、筋肉の中の深い所を流れる深部静脈があります。
深部静脈が本幹で、表在静脈は支流と考えることができます。その表在静脈は足の付け根、ひざの裏などで深部静脈に 合流します。
その中を流れる足の静脈血は、足の運動による筋ポンプ作用の働きで心臓に戻って行きます。そして昇った血液が 逆流して足に溜まらないように、静脈血管には静脈弁があります。この弁が立ち仕事や妊娠・出産などで壊れ、血液が 逆流してしまい、血液の圧力で拡張して瘤(こぶ)になる。これが下肢静脈瘤です。女性に多く、一般的な病気です。
70歳以上の方では4人中3人に認めるといわれています。
また両親に下肢静脈瘤がある方は高率に起こります。
症状としては、こむらがえりや立位後の倦怠感、むくみ、ひどくなると色素沈着や皮膚炎、最後には皮膚潰瘍になってしまうこともあります。
静脈瘤を分類すると伏在静脈瘤タイプ、分節静脈瘤タイプ、網状静脈瘤タイプ、クモ状静脈瘤タイプの4つのタイプに 分かれますが、足の付け根やひざの裏から逆流が生じ、手術治療を必要とする人の多くが伏在静脈瘤タイプです。

◎下肢静脈瘤の検査法

血管超音波(エコー)検査を行っています。
下肢静脈瘤超音波(エコー)検査は、妊娠中のお腹の赤ちゃんをみる検査と同じで、無痛で無害の検査です。
当院では、下肢静脈瘤の診断・手術の適応・部位の確認にはこの超音波検査を行っています。
そのため、 下肢静脈瘤再発の兆候を早期に発見し、追加治療や指導をすることにより、再発防止も可能になります。

◎静脈瘤の治療法

1.保存的治療法

立ち仕事や外出のときに弾力性ストッキングを着用します。
足を圧迫することによって静脈瘤による血液の逆流を抑えます。
症状が楽になりますが静脈瘤そのものが 治るわけではありません。
静脈瘤の悪化や再発の予防のための治療法です。

2.硬化療法

静脈瘤に細い針を直接刺し硬化剤を注射して血管自体を固める方法です。
固まった血管は、次第に萎縮して 消えていきます。
硬化療法は外来で行うことができ1回が10~15分程度で終了します。
小さい静脈瘤にはよい方法ですが大きな静脈瘤には有効ではなくほとんどの場合再発します。
また硬化した静脈瘤のしこりや痛み、色素沈着がおこることがあります。
痛みは徐々に改善し1ヶ月以内で消失し、1~2年以内に色素沈着も治まります。

3.レーザー法

従来の手術と異なり、ほとんど傷がなく、短時間(30分程度)で静脈瘤の治療が可能です。欧米では、広く行われています。
ストリッピング術に替わる最先端の治療法です。
静脈内に極細のレーザーファイバーを挿入し、その先端からレーザーを照射して、静脈壁内に熱性変化を起こさせて、静脈全長を閉塞させる方法です。
レーザー治療が2011年1月に認可されました。
2013年現在はレーザー治療が主流になりつつあり、当院にて保険が使えるレーザー手術が可能です。

4.ストリッピング手術(静脈抜去術)

麻酔はTLA麻酔という特別な局所麻酔と静脈麻酔を組み合わせて行います。
手術は足の付け根とひざの2カ所を小切開・剥離して、逆流防止弁の壊れた静脈血管の内部に手術用ワイヤーを通して、ワイヤーを引き抜くことによって静脈瘤を取り去ります。
多くの場合、術後必要に応じてひざ下の静脈瘤に対して硬化剤を注入して静脈を固める術後硬化療法を行います。
多くの施設で1~2週間の入院で行われますが、当院ではこの方法で日帰り手術が可能です。
術後1時間程ベッド上で休まれた後、帰宅ができます。念のため手術当日の車両の運転は控えて頂きます。
抜糸は必要とせず、翌日からシャワー浴をすることができます。