当院の放射線科は医師1名、技師17名で構成されています。
放射線科の業務は、各科の「診断」・「治療」、「診断根拠に基づく医療(EBM)」をサポートすることです。
また、当院では地域病院との連携を重視しており、外部からの検査依頼を受けて検査結果(画像)と読影報告書を提供させていただいています。
放射線科はほとんど全ての臨床科・地域病院と密接に連携し、その特徴を生かしながら高精度の診断や的確なサービスを提供するために努力しております。
画像診断は日進月歩で、現在の医療に欠かせない分野です。当院では、X線撮影、マンモグラフィ、CT、MRl、核医学(ラジオアイソトープ)検査、血管造影などの画像診断を行っています。80列マルチスライスCTが導入され、鮮明な画像を、医療被ばくを減らして撮影できるようになりました。またこれらの高度医療機器(マルチスライスCT、高磁場MRI、核医学検査)を用い、院内だけでなく近隣の病院や診療所に、画像を提供させて頂いています。
画像診断医の役割は、画像に対し主治医と二重チェックをすることと、画像を含めた検査の適正化をすることであり、医療の質を陰ながら支えているのです。病気を目で見たいという人類の飽くなき追求が、ここまで画像診断を進歩させたことを思うと感慨深いものがあります。
機器一覧
- 一般撮影室・・3室
- MD-CT検査室・・1室
- X線TV検査室・・2室
- 1.5T MRI検査装室・・1室
- 乳房専用撮影室(MMG)・・1室
- 血管撮影室・・1室
- 骨塩定量検査室・・1室
- RI検査室・・1室
- 移動式X線撮影装置・・3台
- 移動式X線透視装置・・3台
- 部長
-
大橋 勇(おおはし いさむ) S60卒
日本医学放射線学会 放射線診断専門医
肺がんCT検診認定機構 肺がんCT検診認定医
日本人間ドック学会 人間ドック認定医
日本医師会 産業医
埼玉県 難病指定医